書感5
2011年1月5日
今回紹介する本は、元(株)ライブドア社長室にいた渡邊健太郎氏の「アイデア鉛筆 ~たった一振りでチャンスをつかむ面白発想法~」(日本能率協会マネジメントセンター)です。この本の帯には、あのAKB48の生みの親でもある秋元康氏が「アイデアが浮かばない時、この本を開くといい。いろいろなことを考える奴だと思っていたが、健太郎の頭の中は、こうなっていたのか!」と紹介文を書いています。
題名にあるようにどこにでもある六角形の鉛筆を使ってアイデアを生む方法が書かれています。
まず、1本の六角形の鉛筆を用意します。
次に、1本の六角形の鉛筆の面に6つの記号(+、-、×、÷、∞、渦巻き)を書き入れます。(記号の意味はこの本をご覧下さい。)
そして、1つのテーマに対しての発想法を決めるためにその鉛筆を転がします。発想は100個くらいを目標に鉛筆を転がします。
これがいろいろなアイデアを生む種の鉛筆の製造法と使い方です。
もちろんアイデアだけでは、ビジネスにはつながらないので、アイデアの種をビジネスにするために3つのステップを踏んでいきます。
アイデアの種をビジネスにする3つのステップとは
1 .ビジネスとして形にする前の段階
2 .ビジネスとして形にしていく段階
3 .ビジネスとしての採算とモデルを検討する段階
と渡邊氏は語っています。
鉛筆1本で発想ができることを紹介した面白い本です。