書感1
2010年10月6日
小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』という本をご存知でしょうか?
結構巷では売れています。10万部を超えているとか。
「ドラッカー」というのは、今日のマネジメントの考えをほとんど作りあげた「ピーター・ドラッカー」のことです。
この本を手に取り、利益追求を目的とする企業ではない高校野球部にマネジメントをどのように導入するのか少し興味がわき、買ってみました。
筋書きは、高校野球部のマネージャーである女子高校生が、ドラッカーの「マネジメント」を読んで、自分がマネージャーをしている高校野球部を活躍に導くという誰でもストーリーの展開が読めそうな小説です。
しかし、結構マネジメントの考えを具体的にわかりやすく説明してうまく応用して書いているなあと思い感心した書物です。
これを読んだ後、すぐにドラッカーの著書「マネジメント」(エッセンシャル版)を購入したぐらいです。
小説ですから結果はうまくいくような筋書きになっていますが、青年部にも応用できないものかと思ってみたりします。